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ブログ猫の問題行動 スプレー

2015.02.25

スプレー行動とは成猫が行う縄張り行動の一つで、しっぽを上にあげて壁などに排尿する行動です。雄猫で多く見られる行動ですが、メスも行います。

この行動の意味としては、同じ縄張り内で生活する猫どうしのコミュニケーションであり、ほかのネコの存在を知ることにより攻撃的な接触を避けることができます。

スプレーを見つけた猫がその場所を避けたり、逃げたりといった行動をすることはありませんが、排尿後の経過時間によってクンクン嗅ぐ行動やフレーメンが変化するので、その尿がいつのものかということはわかるようです。匂いは猫が生きる上でとても大事なもので、フェロモンを感じ取れる鋤鼻器という第二の嗅覚器でも感じ取ります。

 

室内飼いの去勢した猫では、スプレー行動は感情を表しているとも言われています。

外で茂みやフェンスに向かってスプレーをしている猫を見たことがあるかもしれませんが、室内で同じような行動をしている場合は現在の環境に対して不安・ストレスを感じている可能性があります。

 

ストレス感じているようには見えないけど・・・とお思いになるかもしれません。

もともと猫は単体行動をする動物ですので、弱みをたやすく見せてしまうと攻撃を受けやすくなります。つまり、猫は病気・痛み・ストレスのサインをかくすことに長けているのです。こういったサインはわかりにくいものであり、行動の変化としてしかでないことが多いのです。そのため、最近スプレー行動をするようになったということは、何か変化が起きているものだと読み取れるのです。

 

特に未去勢・未避妊猫で多く見られる行動ですが、去勢・避妊手術によりおよそ90%~95%でスプレー行動の頻度が減るといわれています。

また、スプレー行動を主訴に来院した猫の3割が膀胱炎などの下部尿路疾患であったとの報告もありますので、このような行動が見られた場合は病院に一度ご相談ください。

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